『HSP（highly sensitive person）』
『繊細さん』
そんな言葉が日本のSNSの中でもよく見られるようになって来ました。
私自身も数年前にこの事を知り、これだ…！と安堵したのを今でも覚えています。
自分が人より神経質なのではないか？人より弱いのではないか？
些細な出来事を見てみないふりが出来ない私は変なの？
そんなふうにずっと悩んできたからです。
HSP気質研究のアーロン博士
HSPの概念は1991年アメリカのアーロン博士によって研究が始められました。
その研究は今でも続いているそうです。
コチラがそのアーロン博士のHPです。
とても優しい言葉の一つ一つに心が和らぎますのでよかったらご覧くださいね。
自分がHSPかも？と思う方はぜひコチラのページへ。
HSP度診断ができるようになっています。
繊細だけど好奇心旺盛なHSS型のチェックなども載っています。
これって結局は自己診断になるので、診断にチェック自体が入れられない…という方もいるそうです。
チェック項目によっては、確かに自惚れてるの？という項目もあるので、考え出すとチェックして行けなくなります。
誰に見せるわけでもないので、直感でチェックしてみましょう。
私も外交的HSPなのか？それとも刺激追求、HSS型HSPなのか？と正確に分かっているわけではありません。
自分の認識としては、人との交流が好きだし、楽しそうな場所も好き、イベントごとも好きだけど、その後はぐったり疲れ果て動けなくなってしまう…という面では、HSS型HSPと自己認識しています。
HSPだとわかってよかった事
私が自分がHSP気質と分かって、その後、割と早い段階で周りにその事を公表をしました。
私は人と過ごす事が好きだけれど、その中で困難に感じる部分がある事を大切な人たちに知っていて欲しかったのかもしれません。
公表して良かったなと感じた事は
・自分の存在を肯定するきっかけになった
・自分の取説が作りやすくなった
・パートナーに協力を求めやすくなった
・対応策を準備できるようになった
・心と体のバランスを意識するようになった
・自分の強みととらえるようになった
・自分の事が好きになった
・『私も…』と打ち明けてくれる人が出てきた
一番最後の、「私もなんです」と打ち明けてくださる方はとても多く、お互いのこれまでの苦労を労ったり、一緒に笑い話に変えていけることをとても嬉しく感じています。
ずっと自分だけ？私だけが上手く生きれないのか？と感じてきた人は多いのだなぁと思います。
これをセルフコンパッションでは『共通の人間性』と言ったりもしますが、私だけじゃないという感覚が、本当に有難いんですよね。孤独感って本当にストレスを助長させるものですから。
HSPという枠にはまらずに生きる
HSP関連の書籍と自分を照らし合わせると「う〜ん？私本当にHSPなのかな？」という部分も出てきたりしませんか？
私は何冊か読んでいて、そんな感覚になる事も度々ありました。
時にはその枠組みにはめたくなる自分が出てきたりもするんですよね。
書籍はあくまでも参考程度にして、大切なのは自分の感覚に正直に、自分の取説をその都度アップデートしていくことかなと今は思っています。
私はマインドフルネスを取り入れる前後で、かなりHSP気質の特性が良い方へ変化したように感じています。
HSPだから、これは無理…と可能性を制限するのではなく、繊細なままでも思いっきり！自分らしく楽しく人生を歩むために、そのために『HSPとは？』を知る。
自分という存在をスマホに例えて、自分の機能や特質、苦手なアプリケーションや同時にこのアプリを起動させると遅くなるとか、分かっていると操作もしやすくなりますよね。
自分の機能、容量、性能を知る、そんな感覚です。スマホと違うのは買い替えは効かないので、丁寧なクリーニングや修理や補修も必要という点。だからセルフケアはとっても大切・・・という話にも繋がって行きます。それはまた今度。
繊細なままでも
自分らしく
美しく豊かに生きていけますように。
with Love Eimi